記事名 |
『女歌』について |
出典 |
新潮社テレフォンサービス 1986年9月ごろ放送? |
概要 |
新潮社によるテレフォンサービス。新刊紹介を著者自身の声によって聴くことができた。
中島みゆきも『女歌』刊行時にメッセージを寄せている。
「中島みゆきです。歌の歌詞よりも長い文章を書くというのは、とんと苦手の私ではありますが、実は学生時代から、締め切りの前の日になるとガンバルというクセがありまして、このクセを新潮社の編集さんにうまいこと突かれてしまいまして、なんと、この一冊分の原稿をですね、小刻みに分割して締め切りをしょっちゅう設定しまして、しょっちゅう催促するという方法を編み出していただきました結果、今回めでたく一冊書きあがってしまいました。『女歌』と申します。私はあまりプライベートなこととか、【音声不明瞭】、友だちのこととか、インタビューなんかでもしゃべらないものなんですけれども、あまりしゃべらないでおりましたところ、山ほど積もりまして、重くなりましたので、たまにこうやって文章にでもしてみようかなと思って、「書いた〜」という感じです。とかいってこの通りには取材の時には、こう言わないんでしょうけど。なお今ですね、私がもっとも恐れていますことはですね、この次の機会に「本を書きたいなぁ」てなうまい話が来たとしてですね、そういう時に今度は編集さんがですね、締め切りを一日おきとか、一日ごととかにしてくださったら、これはなかなかすごいことになるだろうなという、「なかなかプロの仕事って怖いなぁ」とひしひしと身をもって経験してしまったという感じでした。『女歌』を書いた中島みゆきでした。」
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言及されている曲・アルバム |
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言及されている具体的活動 |
『女歌』 |
言及されている人物 |
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創作活動について |
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私生活について |
自分の性格・性質 大学・アマチュア時代の思い出 |
その他 |
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