記事名 |
【加藤登紀子さま 研ナオコさま】 |
出典 |
徳光 みのの人生賛歌 感動の名曲大全集 日本テレビ 1997年3月29日放送 |
概要 |
「徳光 みのの人生賛歌 感動の名曲大全集」に出演した加藤登紀子と研ナオコの二人への中島みゆきからの手紙、番組中に代読された。
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加藤登紀子への手紙
「加藤登紀子さま
いつかバッタリどこかでお逢いできる事があるとすれば、
モンゴルの大草原のド真ん中、たき火の向こうに
幻のように現れ、おごそかに通り過ぎてゆく馬賊の一群の中に
1人の女、あれは確かに、お登紀さんに違いない・・・・・・・
そんな場面など、いかがでしょうか。
ちなみに、願わくば、そのお登紀さんは、腰までの長い髪を
優雅になびかせていてほしい・・・・・・・伸ばしてください。パッと。
では今日は「この空を飛べたら」を歌ってくださるそうで、ありがとうございます。
中島みゆき」 |
研ナオコへの手紙
「研ナオコさま
いつかバッタリどこかでお逢いできる事があるとすれば、
夜店の金魚すくい、ガンバッても1匹もすくえない私の横で、
粋な浴衣姿の女が、いともたやすくヒョイヒョイと金魚を
すくいあげ、ポカンと見ている私の手に「ほいっ」と
1匹放り込むなんていう芸当までしてみせる。
よく見れば、それはナオコちゃんではないか・・・・・・
そんな場面などいかがでしょうか。
ちなみに、それはあくまでも金魚であって、スッポンとかザリガニであって欲しくない。
では今日は「あばよ」を歌ってくださるそうで、ありがとうございます。
中島みゆき」 |